アラサーライター吉原由梨の 「ようやく大人 まだまだ女」

フリーライター/コラムニスト、吉原由梨のブログです。 Webサイトを中心に執筆しています。 都内の大学法学部卒業後、 ITメーカーOL→ 研究機関秘書職→ 専業主婦→ フリーライター兼主婦 日々感じること、ふとしたことからの気づきを綴っています。恋愛と結婚を含む男女のパートナーシップ、人間関係、心身の健康、家庭と仕事、グルメや読書の話など。美味しいもの、マッサージ、ふなっしー大好き。 Twitter:@yuriyoshihara こちらもお気軽に。

Twitter:@yuriyoshihara 

恋愛、結婚

すっかり梅雨のじめじめが続いていますね。みなさま低気圧に負けずにお過ごしでしょうか。
私はもう主婦あるあるすぎていまさら誰も口にしないような不満、「洗濯物が乾かない」に日々悩まされています。

さて今回は、かつて私が出会った、とある男性について書こうと思います。

彼と出会ったのは、婚活パーティーでした。
そう。私、20代中盤で婚活パーティーに行ったんです。
もちろん合コンなんかにも顔を出していましたが、何事にも「傾向と対策」を重視する私。
数年後にやってくるであろう「ほんとにさっさと結婚したいんだけど!!」の本気婚活の時期のために、数年前からの市場調査&場慣れの必要があるとふみ、友達と二人で(←ここら辺がまだ本気度が足りない)参加しました。

そこで出会ったのが、Tさん。
渋谷で働き渋谷に住む当時35歳。(私より10歳近く上)
身長168㎝、細身、超有名私大卒。

第一印象は「ふかわりょう」だったんですが、なんとなく私を気に入ってくれたようだったし、話した感じもよかったので連絡先を交換しました。

後日、
「金曜日の夜、お食事でもどうですか?何か好みはありますか?」とお誘いがあったので
「中華料理と鍋料理以外なら、おまかせします☆」と丸投げし、当日銀座の待ち合わせ場所へ。

連れて行ってくれたのは、名前は思い出せないのですがクレームブリュレが絶品らしい何やらおしゃれな焼き鳥屋さんでした。
カウンターに並んで座り、ちょこちょこ飲み食いしながら、お互いの話が始まります。
そこで分かったのは、彼が某有名企業の課長補佐なこと、ご両親はいま東京近郊にいらして有名企業勤務の弟さんは婚約中なこと、結婚歴はないこと、小さいころは転勤族で転校ばかりだったこと。
同じように私のことも聞かれます。出身地、親の職業、学歴、職歴、いまの仕事について、などなど。なんだか品定めされている気分でした。
それに、「いや、うちの両親も俺の結婚が遅いの心配してて、『結婚するときにはマンションくらい買ってあげるわよ』って言ってるんだよ~。」とさりげなく結婚メリットアピールまで。
違和感を覚えかけましたが、考えてみればお互いバックグラウンドを全く知らないし、婚活パーティで出会ったのだからこんなもんで普通かなと。

2件めは行きつけらしいバーに移動し、そこで私はひたすら「古田敦也という男の素晴らしさ」について語りまくっていました。たしか「スポーツとか観る?」と聞かれた流れだったと思います。(以前の記事にも書きましたが、高校生からの大ファン) キャッチャーで四番ということのすごさから、苦労人ぶり、選手会長時代の「昼は交渉、夜は試合」のハードスケジュールをやりこなした責任感と意志の強さ、スト決行の決断力、野球バカでないところ、ユーモア、ソフトな関西弁、そのすべてが素晴らしいとカクテル片手に熱弁しまくる若い女を見て、ドン引きするかな~と思いきや、ご満悦の様子。
「いや~、若い子とキャッチャーの素晴らしさを語り合えるとは思わなかったよ」と楽しんでくれたようです。

1度目のデートは、お互いおそらく「悪くはない」程度の感触で終えた感じでした。
彼の「身上調査」もクリアしたようですし。


その後、何度かデートを重ねているうちに、少しずつT氏のことが分かってきました。

まず基本的に、仕事が忙しい。というのも、毎晩夜中の2時にメールが来るんです。
「おつかれさまです。今帰りです。おやすみなさい。」
・・・日報か。
ほんとに自動送信機能なんじゃないかと思うくらい、毎日毎日同じ時刻に来ます。私は「忙しいアピール男」が大嫌いなので、一瞬アレルギーを起こしそうになりましたが、まぁ意図があってのことじゃないかもしれない、と性善説に立つことにし、適当に返信してました。

そして、なかなかのグルメです。といっても、三ツ星レストランとかホテルのメインダイニングに行くようなリッチな感じではなく、「そこまで高くはないんだけど雰囲気が良くて味がしっかりしてる」系のお店に連れて行ってくれるんですね。「お茶を飲む」といってもチェーン系のカフェではなく、えらく凝った渋い内装の喫茶店で、丁寧に淹れたコーヒーとシフォンケーキを食べる、とか。ステーキやら和食やらワインバーやら、美味しいお店に連れて行ってもらいました。

美味しいものが食べられるので、基本的にデートは楽しかったんですが、気になる点がありました。
自慢話が多いのです。それも、なんとも遠回りな。
上にも書きましたが、弟さんが婚約中で、結納にT氏も出席したそう。その後あったとき、
「いや~、相手のお嬢さん、弟よりさらに若いから、俺ひとりなんか浮いてたよ。だって、お嫁さんからしたら、就活の面接官みたいなもんじゃん?三次面接くらい。」

「へ・・・?」

私は外資系企業→研究機関勤務だったので、日系民間企業の課長補佐がどれほどの立場なのか正確にははかりかねますが、「3次面接」は盛り過ぎだろうと。3次面接でやっとこさ課長補佐だったら、いったい御社で内定とるまでに何回面接受ければいいんや!?と。

コメントにこまって、笑ってスルーしました。

いや、本来なら最初に私が「課長補佐」と言われたときに「すごーい!」と言っとけばよかったんでしょうし、結納の話をされた時も「Tさんが出てきたんじゃ、3次面接くらいですね☆」とかかわいく言えばよかったんでしょうが、ピンとこないし、私は本当に「すごい」と思ったときしか「すごい」と言えないのです。

しかもT氏は、本来相手の女性が言うところまで自分で言ってしまうので、コメントする余地が無い。

たとえば冬のボーナスの時期には、
「俺の部下がさ、残業代バンバンつくもんだからボーナス入れたら1000万とかいっちゃって!」
「えっ、それはすごいですね。」
「俺さ~、管理職になったから逆に年収下がっちゃって、」
(ここで終わってくれれば「それって管理職のつらさですよね。1年お疲れ様です!」とか言えるのに、)
「まぁ、900くらいかな」とよどみなく続く。

そうですか。やはり一言多い。


またあるときはお友達の結婚式の司会を頼まれたそうで、
「素敵ですね!それははりきらないと~!」と話していたら、
「うん。嬉しいよね。だってさ、結婚式の司会って、本当にしっかりしてて信頼できる奴にしか頼まないじゃん?そういう意味でも、俺は評価されてるんだなって思って。」

・・・いやだから、最後の一文はあなたが言うことじゃないから。

しまいには、就職活動の話になったとき、
「リクルーター制度ってあるじゃん?あれって、いい新人連れてくると、その人の人事評価があがるんだって。」
(お願い、そこでやめて!なんなら私がお望みどおりの返しをしてあげるから・・・!) という私の願いもむなしく
「だからさー、おれ本当いろんな先輩から声かかって大変だったよ。」

完全にしゃべり過ぎです。



ここまで書くと、ほんとに嫌味な男のようですが、おそらく根は悪い人ではありません。
なんというか、女性への自己アピールが下手なのと、私に微妙に虚勢をはってたのかなと思います。
広い視野で見ればきわめてつまらないことですが、T氏と私の卒業した大学とでは、私のほうが偏差値が高いのです。T氏はすごく自分の学歴に誇りを持っていて、経済界で抜群の結束力をもつというOB会にもこまめに顔をだし、おそらく社内でも学閥で順調に出世した部分もあるのでしょう。普通ならそれを告げた時点で「すごーい!」となってくるはずの女性がそうでもない。だから、あの手この手のしゃべりすぎアピールに出たのだろう、と私は踏んでいます。

言わずもがな、結局私はT氏と交際することはありませんでした。でもそれは彼が「しゃべりすぎる男」だったからではありません。
実際、T氏は35まで独身なのが不思議なほどの優良物件でした。容姿も悪くない、会話力もそこそこ、経済力も普通以上、家庭も問題なし、高学歴、浪費癖もない、と婚活市場では受けのよさそうな条件がそろっています。

ではなぜ独身なのか?単に出会いが無かったとか、タイミングが合わなかったとか、いろいろ考えられますが、
私自身がT氏と接していて思ったのは、彼が心から「パートナーが欲しい」と思っていないのです。
もちろん、婚活パーティーにくるくらいですから、彼女を作る意欲も結婚の意志もあります。女性に興味が無いわけでもありません。でも、自浄作用が強すぎて、一人の世界で完結している。他人との深い関わりを必要としていないのです。
人は、自分一人では処理しきれない感情のほころびや心の隙間があるときこそ、「誰かに聞いてほしい」「誰かそばにいてほしい」と強く思うものです。(行き過ぎると依存心になりますが。)おそらく、彼にはそういう瞬間が無い。だから心の底から強く強く「誰かを欲する」という感情がわきにくいのだと思います。(自浄作用があること自体は良いことなので、メリットとデメリットが表裏一体というか、難しい点です。)
それともしかしたらこれはT氏が転校生生活を送っていたせいかもしれませんが、表面上は社交的で馴染み上手なのに、心を開かないのです。一歩踏み込もうとか近づこうとしても、とっかかりがない。

精神的に欲されていないことも、心の中に踏み込めないことも、相手には伝わります。私は、この人とは魂のやり取りはできないなと思いました。
T氏にとって結婚とは、社会的信頼のために必要だけど自分にかけている要素、であり、妻は「自分にふさわしく、子供をきちんと育ててくれる人」のようでした。価値観が一致していればそれもありでしょう。
でも私は、私を「妻業を果たせる人」や「あればよりいいけど無くても平気」な存在ではなく、「人生支えあって歩みたいかけがえのない相手」として求めてくれる人と結婚したかったのです。


T氏本人にも表現をマイルドにしてお伝えしたところ、
「うん、そうだと思う。」と納得してくれました。
そこでお付き合いする前に、お別れしたわけです。


さんざんなことを書きましたが、T氏にはいろいろと勉強させてもらいました。美味しいお店、バーで飲む楽しさ、はしご酒。(T氏のホームグラウンドだった)渋谷と言えば109とマルイと居酒屋しか知らなかった学生に毛の生えた程度の私に、大人の楽しみ方を教えてくれました。
また、転職したてでようやく慣れてきたかな~くらいだった私にとって、10歳近く上で「育てる」経験もある男性管理職から聞く仕事の話は新鮮で、勉強にもなりました。私の仕事についてアドバイスをもらったこともあります。
プライドを持って働いている人からは、学ぶことが多いものです。…午前二時の定例メールは辟易しましたが(苦笑)


そんなTさん、いまはもう連絡もとっていないのでどうしているのか分かりませんが、
渋谷で相変わらず二時まで働き、
渋谷で相変わらず呑み遊んで、
元気にしていてほしいなと思っています。




それでは、今日はこの辺で。




 

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こんばんは

今日は、ここ数日やろうやろうと思っていたブログの引っ越しを、ようやく済ませることができました。
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以前のブログサービスにエクスポート機能が無かったため、すべてマニュアル作業でコピペ。
なかなかな作業でしたが、まだ記事の量が少ないうちでよかったです。

というわけで、livedoorブログでの
アラサーライター吉原由梨の「ようやく大人 まだまだ女」
よろしくお願いします!!

ーーーーーーーー
さて、先月書いた「付き合って3週間で結婚を決めるまで~その①~」のつづきをそろそろ。


結婚に繋がる恋を!と迷走していた私。
会う人会う人、違う…と思いつつ、自分の中での理想像の輪郭が見えてきていました。

そんなとき、大学のサークルの後輩から、
「ルームシェア解消して引っ越すんで最後に引っ越しパーティーやりまーす」とお誘いが。
何やら、その後輩が彼女と同棲するそうで。ご実家に挨拶に行ったそうで。
ふーん
ふーん
いいわねぇ…と思いながら、同期と誘いあって顔
を出しました。

なんとも広いマンションだったのでたくさん人が来ていて、飲み食いしながらなんとなく大学の卒業アルバムを見る流れに。
「あーこの子しってる 」「いまどこで働いてんの?」なんて話ながらパラパラみていたら、
夫氏の写真が。
私「あ、Iくん下クラ(同じ語学で面倒見たクラス)なんだよねー」
後輩「こいつ、いまフリーですよ」

なんですと??
Iくんって、一年くらい付き合ってる彼女いなかったっけ?なんなら私その彼女とゼミ一緒だったよ?

と内心で思いながら「ふーん」とそ知らぬ顔で流した私。


でもなぜかその晩から、夫氏のことが頭から離れなくなったんです。
ろくに話したこともなかったのに、自分でも不思議です、本当に。


それで、後日これまたサークルの女の子たちとご飯会をしたときに、仲の良い後輩二人に
「実はさあ、最近Iくんと話してみたいなって思ってて…」
と切り出すと、
ものすごく前のめりに
「Iくんなら、明後日会いますよ!」と。
二人は夫氏と同じ大学院に進んだので、なにやらその関係の行事があるらしい。
「伝えときますね!連絡先交換できるようにしときます!」
…なんていい子達なんだ。二人が輝いて見えました。

そしてその2日後。後輩の一人から連絡が。
「すみませんゆりさん💦Iくん、いまちょうど彼女が出来たばっかりらしいんです(>_<)知らなくてすみません。でも、そのこと聞く前にゆりさんのこと話したら、Iくんも『あ、知ってる知ってる!連絡先?いいよ!』って言ってたんで、もしよければ連絡とってみてください」

……苦笑。

彼女が出来たばかりの男ほど、女から言い寄られることに用心している生き物はいません。
これはつけいる隙はないなぁと。

でも、せっかく後輩ががんばってくれたので、御礼の返信をして、夫氏にメールしてみました。

「吉原です。○○ちゃんからきいたと思うんだけど、Iくんといろいろ共通点は会ったのに、あんまり、話したこと無いなってふと思って。もしよければ、お暇なときにお茶でもしよう
というようなメールを送りました。

するとまもなく返信が。
「Iです!連絡ありがとうございます!実は来週から、仕事の研修で香川にいくので、それまでの期間でご都合合う日があればぜひ


…ちーん


香川?って埼玉県に実は香川市があるとかじゃなくて、あのうどんの香川だよね!?
ほやほやの彼女がいて間もなく一年近く地方に行く男性に会って、私は何をしようというのでしょう。
何か出来ることはあるか?…いや、ない。(反語)


だからといって会わないのも不義理ですし、
不思議と恋愛云々抜きにしても、人としての夫氏に興味があったので、
もうこれは気の合う知り合いを増やす機会だと割り切ってあうか!と思い、お互いの都合をすりあわせて、数日後に会うことになりました。
夫氏の出発の当日に。


長くなってきましたので、続きはまた

すわりっぱなしで浮腫みきった脚をリファカラットでコロコロして、よーく眠ることにします!






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夫はとにかく仕事が忙しく、平日は深夜にタクシー帰り、土日もほぼ毎週出勤または在宅仕事です。
今日も昼から職場に向かい、夕方家の最寄り駅で待ち合わせて二人で夕食の買い出しにいくことに。(私のささやかな楽しみ)

そのスーパーからの帰り道、
「なんかね、さっきTwitterでみたんだけど、女性は28-29歳がすごくモテて、30歳になるともっとモテるんだって。それで人妻になるとさらにモテるらしいよ!私30歳の人妻なんだけどなぁ…」
とぼやいたら、

「もててるやん!だって、俺がゆりのこと好きで、その俺が365日一緒にいるんやから、それはもててるってことになるんじゃないの?俺一人でかなりの人数分のパワーやぞ!」

と言われて、おぉそうくるかと。
多分Twitterに書かれてたのはそういうことじゃないけど(笑)
夫の言うこともわかります。

7月は、結婚披露宴をした思い出の月。3年前の7月に、ウェディングドレスを着ました。
挙式は家族だけでその半年ほど前にすませたので、挙式・入籍からはあと数ヵ月で4年経ちます。

まだまだ歴史の浅い夫婦ではありますが、4年はひとりの異性に飽きるにはおそらく十分な長さ。その月日を経てもなお、そんな風にいってくれる夫の気持ちが、じんわり嬉しくて心に染みてちょっと一人でこっそりニヤニヤしました。

今夜の献立は
鶏肉とキノコと野菜のトマト煮込み
ゆでブロッコリー
豆腐と納豆とアボカドのサラダ
さつまいもと大根ときのことワカメの味噌汁

和なのか洋なのかどういう取り合わせなのかさっぱりわからん謎の献立と思われるでしょうが、どれも夫の好物でリクエストなのです(^-^;
気分よく、栄養バランスよく好物を食べてもらうのも、激務の夫にしてあげられる妻のささやかな愛情表現かなと。ちなみに私が料理をしている間も、夫は背後で英語と格闘しています。(ほんとお疲れ様…)                                                               
食後は桃を食べながら、ぼーっとテレビをみる。束の間のリラックスタイム。特別なことは何もないけど老夫婦のようなまったり感で隣に好きな人がいるのは悪くないです。
不特定多数にモテない30歳人妻でも、まぁいいかな。

明日からも、お互い元気に平日を過ごせますように。


※ちなみに、私が読んだtweetは、近著『 ぼくは愛を証明しようと思う』が話題の藤沢数希さんのものです。
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マキアを読んでいたら、片岡愛之助さんのインタビュー記事が。しかもテーマは恋愛。
なんとなく、タイミング的に、行間を深読みしてしまいます。

そういえば、
熊切あさみさんの号泣会見からその後、彼女どうなったんだろう…?(・・?

まぁ一般人には知るよしもありませんが、
こんなときはもうスパッと別れた方がいい。
「ちゃんと彼と話してないのー!」
「ちゃんと向き合ってないのー!」
「こんなの納得いかなーい!」
と叫びたい気持ちはわかるけど
いったん他所へうつった男の気持ちは、少なくとも一定期間は絶対戻ってこない。追えば追うほど逃げます。

もうここからは想像(というか妄想)なんですが、お二人は本当に仲睦まじい時期があったと思うんですね。
「最初から遊びだった」とかじゃなく。
だから、いい思い出はたっぷりあると思うんです。

まぁいまの状況では双方とも「いい思い出」としてしみじみ思い出すフェーズでは全くないでしょうが、
女性側が騒げば騒ぐほど、男性側の「いい思い出だった 」「いい女だった」と思える度はどんどん下がっていくでしょう…。


ビジネス崖っぷちからリアル崖っぷちになった熊切さん、危機感も辛さも半端なく、藁にもすがる思いなんでしょうが  

引き際も肝心かと!!


とりあえず、家賃払えるマンションにお引っ越しを…。


野次馬の勝手な戯言でした。

 
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さて、
今回は、私と夫のいろいろについて書こうかと。
おそらくこのブログにもちょこちょこ登場するようになると思うのでしっぽフリフリ

うわ、全然興味ないんだけど(´Д`)と思った方、

全力で読み飛ばしてください(笑)


夫と私は大学で出会いました。夫が1年生、私が2年生のときです。(同い年なんですが、夫氏が浪人してたので)

うちの大学には、新入生のクラスごとにお世話係の2年生クラスがあてがわれるシステムがあり、それで偶然夫のクラスの世話係になったのが私のクラスでした。
なので、お互い顔と名前は知ってたんですが、言葉を交わしたこと…あったかな?

しかもこれまた偶然にも同じサークルに所属。でもとくに会話なし。


この頃の夫との思い出といえば、家の最寄りのオ○ジン弁当でバッタリ会ってしまったことくらいです。(せめてスーパーがよかった…)

そんなこんなしてるうちに卒業し、私は就職、夫は進学

結局、距離縮まらず。
お互いお付き合いしていた相手がいたのも一因かもしれません。


働き始めたら、仕事のことや体調のことでもういっぱいいっぱい。
夫の存在なんて全くイチミリも思い出しもしませんでした。
私は、その頃ずっとお付き合いしていた彼と結婚するんだろうな~、となんとなく考えていて、お互い親にも紹介済み。このまま進むだろう、と思っていたら、


突然の「もう終わりにしよう宣告」!!ショック!

いまだに彼の心変わりの本当の理由は分かりませんが、20代前半をほぼ全てともに過ごした恋人にふられたわけで…。
地獄を味わいましたガーン
田舎の親へどう説明したもんか、
ていうかそれ以前に私がつらいし、
てことは結婚相手ゼロから探し直し?
どこにそんな余裕あるよ?
はじめましてから関係積み上げていくの面倒くさい…
てか仕事きつい…

完全に憔悴しきって、体調も悪くなるばかり。

そんなとき、頼りになるのはやっぱり女友達ですね。ひたすら絶望している私を慰め、不毛な愚痴を辛抱強く聞き、外へ連れ出し、合コンにもがんがん誘ってくれました。
このとき支えてくれた友達には、感謝してもしてもしきれません。

この頃は本当に辛くて、辛さをまぎらわしに合コンに行っていたようなものでしたが、
いま思うと、
この頃の経験が私に「世の中の男性」というものを知る機会をくれたと思います。

もともと私は身近な人を好きになるタイプ。
学生時代の彼氏はみんな同じ学校、同じクラスやら同じサークル、同じゼミ。華の女子大生のはずが在学中合コンには2回しか行きませんでした。しかも両方幹事ww 

そんな学生時代だったので、世間一般の男性というものを全然知らなかったんです。
職場も女性が多く、男性は父親くらいのオジサマがほとんど。参考になりません。

なので、この時期に世間一般のいろいろな男性を見られたことが、私に「男性観察力」のようなものをつけてくれたかな、とも思っています。
変な男性にもたーくさん出会ったので、それはまた後日(笑)

と同時に、自分のなかで「こういう人と結婚したい」というのがだんだんとハッキリしてきました。それまでも漠然とはイメージはあったのですが、「どうにも違う」男性たちとデートすればするほど、自分が何を求めているのかが意識できるんですよね。
「あ、この人のこういうとこが嫌なんだ」

「つまり、その逆の人を求めてるのね」
といった具合に…。


結構条件がたまってきたので、頭を整理するために紙に書き出しました。
○ポジティブチェック
○ネガティブチェック
○家庭環境
○学歴
○職業、経済力
○容姿
○性格
たしかこんな感じでした。

ちなみにネガティブチェックは、
三大宗教以外にハマっていない、タバコを吸わない、マザコンじゃない、DV男じゃない、ギャンブルしない 
とかだった気がします。
(友達には、そっから!?っていわれました笑)

夫が文面から姿を消して随分たちますが、
そろそろ出番です。
でも、今回は長くなったので、この辺でニコニコ

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