今日は雨だとか書いた大嘘つきは誰でしょう?
はい、私です。すみません…。
どうやら天気予報を1日見間違えていたらしいです。
安藤キャスターに怒られる石原良純さん並みに謝ります

今日は快晴すぎるくらいの快晴でしたね晴れ
ごめんなさいごめんなさい…。


さて、
最近大ヒットしているこちらの本



はあちゅうさんの『半径5メートルの野望』

もともと私はあんまり啓発本の類いは読まないほうです。なんというか…、価値観はひとそれぞれだと思っているので、その人にとっての真理や成功哲学が他の人にもあてはまるとは限らない、と思ってしまうんですね。

でも、あまりにネットで評判になっているので、ついに読みました。

感想は

はあちゅうさん、至極真っ当なメッセージを書いてらっしゃいます。

彼女については予備知識があまりなく、ブロガーでヒットして、最近メディアにも出てるな。なにかと炎上しやすい人だよな…。(すみません)
失礼ながらそれくらいしか存じ上げなかったので、さぞや過激なことが書いてあるのだろうとなんとなく想像していました。

読んでみると、たしかに物言いをマイルドにせずはっきりしているし、己の欲望を正直に書いているので、万人受けはしないと思います。
「負の感情をエネルギーにする」とか「自分を批判した小物たちが見えない世界にいけるくらい大物になる」とか書いてあるので、アレルギー起こす方は起こすでしょう。

ですが、芯となるメッセージは「今という瞬間に注力して、ひたすら努力して、努力のその先にある景色がみたい」ということに尽きるように感じました。
大層なことでなくても良いから夢を持ち、その実現へ向けての「過程」をきっちりプランニングし、着実に努力する。
正攻法だと思います。


はあちゅうさんは私と同じアラサーですが、そのすぐ下には悟り世代やらゆとり世代といわれる若者たちがいます。
ステレオタイプで語るのは良くないけれど、それでもやっぱり若者の中には「過程より結果 」「むだな努力はしない」「コスパ考えて合理的に生きたい」という風潮があるように個人的に感じます。
そういう若い世代にもこのメッセージがしっかりと伝わってくれたらいいなぁ…と。

努力して努力して結果を手にしたときの、震えるような達成感を、味わってみないかね若者よ!?(←誰ww)

はあちゅうさんは本著のなかで、自分は才能がないし不器用だしただ必死なだけ…と書かれていますが、私が1冊読んだ印象としては、ちいさな第一歩の夢を叶え、その結果と喜びを糧に次の夢実現へ努力する。という良い循環をひたすら繰返しているように感じます。正のループですね。
もちろん、その過程ですっごく辛いことや嫌なことに数えきれないほど見舞われたんでしょうが、それすらも「負をエネルギーにする」ことでそのループを途切らせることなく、ここまでやってこられたんだろうなと。

後半で語られる、「深化と進化」も深く頷きました。
ずーっと同じ範囲でひたすら掘り下げ反芻し、熟成させるのも大事。
前に進んだり、範囲を広げていくのもまた大事。
人が自らを高めようとするとき、どちらのベクトルも欠かせない要素だと思います。
それを的確に表現していらっしゃる。


ここまでひたすら絶賛してきましたが、
誰にでも薦められるかというと…そうでもありません
はあちゅうさんは良くもわるくもコンプレックスをばねにして、上昇志向の強い女性。
鋭い視点と言葉選びのセンスで、小気味よく刺激とヒントをもらえます。

ただ、諸刃の剣というかなんというか、心が本当に本当に疲れて弱っている方にはおすすめしません。「頑張れないわたしってダメだ…」とますます落ち込んでしまいます。文章のパワーに気圧されてしまうかも。ゆっくり休んで充分に快復してから、手に取ってください。

心も体も健康で、でもなんとなく毎日に不満があるとか、やりたいことが見つからないとか、私の人生これでいいのかなぁと思っているあなた!!
即この本を買って、即読んで、その日から何か始めてください。
「ダ~イエットは明日から♪」ではだめです。
(元ネタわかった方は同世代ですね)



それでは、また❤


あ、明日は☔ですよ。
ほんとに。