もう気づけばお盆前です。
お盆が終われば、まだまだ暑くてもなんとなく気分は秋モード。街には秋服が並び、秋刀魚が出回り、海水浴もおしまい。

短い夏が始まって、暑い暑いと日々過ごしていたら、あっという間に終わりを告げてしまうのがこの季節。暑いのは参るけど、好きな季節だけに寂しいものがあります。


今年の夏はバッタバタな我が家も、さすがに1個ぐらい夏らしいことしたいね、ということで見に行ってきました!
東京湾花火大会!
オリンピックの向けての東京湾開発の関係で、今年でおしまいだとのこと…
会場のチケットを取っていたわけではないので、混みすぎない穴場スポットを狙いました。


開始一時間前に到着して、立ち見でしたがなかなか良い場所がとれましたレインボーブリッジ真正面。
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そしていよいよ薄暮のなか始まった花火!
前に見た一昨年はリサーチ不足で、いろんな橋や建物に邪魔されて欠けた花火だったので(笑)真ん丸い見事な花火をバッチリ見られて感動
王道の黄金色から、カラフルなものまでバリエーション豊かで、正式な会場でないにも関わらずあちこちから拍手や歓声があがっていました。

だんだん暗くなって花火がより映えるように。

カラフル💛
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私の一番好きな、垂れる大玉
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「さくらん」みたいな鮮やかな真っ赤な花火
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どれも見事でしたよ(*≧∀≦*)

クライマックスは大玉の連続技が大迫力でしたが、見るのに必死で写真はありませんww


今年で終わるのは本当に惜しい。

いつも思うのですが、花火は単にうつくしいだけでなく、日本人の美学にしっくりと来るのではないでしょうか。桜が愛されるのも「散り際の良さ」ゆえといわれますが、桜はそれでも1~2週間咲きます。
それに引き換え花火はほんの数秒。熟練の花火師さんが一年かけ丹精込めて作った花火が、そのほんの数秒輝き、人々の心に鮮烈な印象を残し、きれいさっぱり姿を消すわけです。

もちろん私も含めてそんなこといちいち考えながらひとつひとつ見ている訳ではありませんし、中には「花火よりビール」な人もいるとは思うのですが(笑)、それでも無意識に、一瞬のためにこめられた情熱、一瞬の強烈な華やかさ、潔い散り際を、なんとなく心地よく感じるのは日本人の心かなぁと思います。


もはや夏の風物詩をこえて、なんともいえず心ときめくイ ベント(デートの口実??)になり、女子たちに着心地良いとは言えない浴衣をこぞって着させて場合によっては美容院にまで行かせてるわけですから、花火の引力とワクワク感は相当なものです😉✨


私も文章を作り出し、表現する側になりました。(まだ5ヶ月ですが。)
そう簡単にはいかないでしょうが、いつか、誰かの心に鮮烈な印象、もしくはしみじみと染み入るような余韻を残せる書き手になりたいと、今年はまた少し違った思いを抱いた東京湾花火大会でした。
表現者に限らず、きっとどんなお仕事にもある面ですよね。誰かの心に大きなインパクトを残すか、もしくはしみじみとした余韻を残すか、もしくは花火師さんの準備期間のように、周りから意識されなくともなくてはならない重要な役割をになっているか。

子供の頃ははしゃぐだけだった花火、大人になるとちょこっと見方がかわりますね。ま、私9割がたはしゃいでましたがっ(笑)



しかし、しつこく二度目ですが、今年で終わるのは本当に惜しい!

オリンピックの開発が一段落したら、また少し形を変えてでも再開してほしいものです。
海風を感じながら、レインボーブリッジと海と花火と高層ビルが一気に目に飛び込んでくるあの数時間は、東京にいる幸せをあらためて感じさせてくれる束の間の至福です。

奪わないでー!


あぁそういえば、上空をヘリが何機か飛んでいて、あーあれに乗っている人は「夏の星座にぶら下がって 上から花火を見下ろしてー♪」いるんだなーと思ったけど、私は高くて狭いとこ苦手だからいいや(笑)


ラスト東京湾花火大会、見に行けてよかったです。
短い夏が終わりを終わりを告げるまえに、思い出もつくれました。
リフレッシュした~❗
あとはまた気力体力のペース配分に気を付けながら、暑い~暑い~といいながら毎日を必死に消化する夏になるのかな?

でもそれもまた良しです。短い夏のあとには、必ず成長が待っているので